株式会社ラセーヌは、美容商品・化粧品の企画・製造から、エステティックサロンの経営まで幅広く展開する企業です。主に独自の水技術と製法を活かした化粧品OEM・ODMサービスを提供しています。
本記事では、ラセーヌの会社概要や強み、取り扱い製品について紹介します。
当メディアが注目している、化粧品OEMを相談したいおすすめの会社も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
株式会社ラセーヌの会社概要
株式会社ラセーヌは、基礎化粧品を中心に多様なニーズに応える化粧品の開発・製造を行うOEM企業です。強みは「水」へのこだわりで、海洋深層水や還元水、ビタミンC還元水など、肌に優しい特殊な水を使用しています。
さらに、シルクフィブロイン乳化法やフリーズドライ化といった独自技術を駆使し、防腐剤を使用せずに高品質を維持。18年以上にわたるプラセンタ技術の開発も高評価を得ています。製品開発から製造までワンストップで提供し、顧客の製造コスト削減にも貢献しています。
他社と比較した時のラセーヌの強み
続いて、ラセーヌのOEMメーカーとしての強みを紹介します。
水へのこだわり
革新的な製法
プラセンタ技術の専門性
水へのこだわり
ラセーヌは化粧品において主成分となる「水」に強いこだわりを持ち、独自の水技術を駆使して製品開発を行っています。使用する水は、高知県室戸沖の深層から直接パイプラインで供給される海洋深層水で、羊水に似た性質を持ち、豊富なミネラルを含んでいるのが特徴です。この深層水のほかにも、一般的な水道水と比べて2~4倍の溶解力を持つ「還元水」を採用しており、成分が肌へと効率よく浸透しているのが分かります。
pH2.5〜3と酸性でありながらも肌に優しい「超酸性水」や、酸性水と還元水の性質を併せ持ち、ビタミンCを含有する「ビタミンC還元水」など、ラセーヌ独自の水処理技術が施された多様な水を使用しています。これにより、ラセーヌの化粧品は、肌への優しさと浸透力を誇る効果的なスキンケアを提供しています。
革新的な製法
独自の製造技術により、独自のアプローチで高品質な製品開発を実現しているラセーヌでは、肌にやさしい処方に特化した技術を用いています。特に注目すべきなのは、界面活性剤を使用せずに乳化を可能にする特許技術「シルクフィブロイン乳化法」です。この技術により、肌への負担を最小限に抑えた製品の製造が可能となり、安全性と優しさを兼ね備えたスキンケアアイテムを実現しています。
さらに、コラーゲンやヒアルロン酸などの有効成分を-85℃で瞬間凍結し、真空乾燥させるフリーズドライ技術も導入。成分の鮮度を保ちつつ、防腐剤や界面活性剤を使用せずに保存可能な製品を実現しています。
成分が持つ本来の効果を損なわずに肌へ届けられて、自然で安心な製品作りを支えているのです。
先進的な製法を通じて、当社はより高い安全性と効果を兼ね備えた製品の開発を目指しています。
プラセンタ技術の専門性
ラセーヌは、18年間にわたるプラセンタ製造技術の研究と開発を通じて、他に類を見ない独自の技術体系を築いています。ラセーヌのプラセンタ技術は、特殊加水分解釜を用いた高度なタンパク質分解技術や、成分を効率よく抽出する超高圧抽出技術、成分の熟成を促進させる高圧熟成技術により支えられています。これらの技術を活用することで、プラセンタの微粒化と微臭化に成功し、成分の浸透力や使用感を向上させています。
これにより、従来のプラセンタ製品では実現が難しかった安定性や効果の持続が可能で、食品原料や化粧品原料としての品質を大幅に向上させています。そのため、ラセーヌのプラセンタ技術は業界内で高く評価され、多くの製品開発において選ばれ続けています。
ラセーヌの主な事業について
ラセーヌの主な事業は、以下の3つです。
・化粧品OEM事業
・化粧品ブランド化事業
・美容アイテム開発販売
化粧品OEM事業
化粧品OEM事業において、当社は基礎化粧品の主成分である「水」にこだわり、他にはない独自の製法を活かした製品開発を行っています。独自に開発した水処理技術と最先端の有効成分を組み合わせ、他社製品との差別化を図り、より高品質で効果的な化粧品の製造を実現。
新規事業に参入する企業向けの支援を行うとともに、プライベートブランドや業務用製品の製造にも対応し、幅広いニーズに応える体制を整えています。
さらに、肌に適した理想的な水を使用することで、有効成分を肌に安全かつ効果的に浸透させることが可能で、ユーザーに高い満足感を提供できる製品づくりを目指しています。こうした取り組みにより、ラセーヌは化粧品業界で高い評価を受けており、幅広い分野でのOEM/ODMサービスを提供しています。
化粧品ブランド開発事業
ラセーヌの化粧品ブランド開発事業は、「安心」と「エビデンス」を基本理念としており、独自性の高いブランドを展開している点が特徴です。特に「デルマビジュアルズ」は、1万通り以上の組み合わせが可能なオーダーメイドコスメとして市場で注目されており、独自の角質ケア処方が支持を集めています。加えて、皮膚再生医療の知見を応用した「ドクターレクラム」は、肌の再生力を引き出す専門的なアプローチで、高機能スキンケアを求める層から高い評価を得ています。
全国の2,500店以上のエステサロンで利用されている「リエナ」は、サロン向けに特化したスキンケアブランドとして、美容業界での信頼性を確立しています。これらのブランドは、いずれも専門性と信頼性を重視した製品ラインナップで、多様なスキンケアのニーズに応えられることを目指しており、ラセーヌのブランド開発における独自の存在感と高い評価を支える一因となっています。
美容アイテム開発販売
ラセーヌは、スキンケア商品に留まらず、幅広い美容アイテムの開発・販売を通じて幅広く美容製品を提供しています。特に、北海道十勝牧場のばん馬から抽出された純国産のプラセンタを100%使用した美容ドリンクは、その高品質と効果で注目を集めています。さらに、美容機器から美容ドリンクまで多岐にわたる製品ラインナップを展開しており、ユーザーの多様なニーズに応える体制を整えています。
アスタキサンチンやレスベラトロールといった最新の美容成分を積極的に取り入れ、科学的根拠に基づいた効果的な美容サポートを提供しているのも特徴です。日々のスキンケアに加え、体の内側から美しさを引き出す総合的なアプローチを可能にし、質の高い美容サポートとして高い評価を受けています。
化粧品OEMを相談したいおすすめ企業
ラセーヌの取り扱い製品を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
ここからは、化粧品OEMの導入を検討中の企業担当者向けに、おすすめの3社を紹介します。
これらの企業はいずれも、化粧品や医薬部外品のOEM・ODM事業に実績があり、導入にもおすすめの企業のため、ぜひ参考にしてください。
1.株式会社ハピネス
株式会社ハピネスは、化粧品のOEMにおいて優れた柔軟性と高い品質で知られる企業です。特徴的なのは、52種類の香りから選べるアロマシャンプーのように、豊富なバリエーションを提供できる点です。さらに、小ロットからの製造が可能であり、スキンケア、ボディケア、ヘアケア製品をはじめとする多様な製品ラインを取り揃え、ニーズに合わせた製品開発をサポートしています。
30年以上にわたる実績に基づく高度な技術力と品質管理が強みとなっており、製品の企画から納品までの一貫体制で効率的な生産プロセスを実現しています。
特に、OEMでは自社ブランドを持たないため、顧客の製品開発においてプライバシーと機密情報の保護に注力している点も評価されています。さらに、国内外のトレンドに対応した製品のカスタマイズが可能で、化粧品業界において多くの企業から信頼を集めています。
ハピネスについて気になる方は、こちらの記事も参考になるため、ぜひご覧ください。
株式会社ハピネスってどんな会社?
2.株式会社テイクジーン
株式会社テイクジーンは、大阪府を本拠地に、化粧品および医薬部外品のOEM・ODM事業を展開している企業です。大阪本社を中心に、東京、沖縄、さらには台湾にも拠点を持ち、国内外での事業拡大を進めるグローバル企業へと成長しています。
テイクジーンのOEM/ODM事業の特徴は、企画構想から処方開発、パッケージ提案、販売促進、海外展開支援まで、製品の完成から市場展開までのプロセスを一貫してサポートできる点にあります。このような総合コンサルティング型のスタイルを採用することで、顧客の要望に応じた多彩なアイデアや最新の市場トレンドを取り入れた製品を提案することができ、心躍る魅力的な化粧品の開発を実現しています。
3.株式会社ゼロ・インフィニティ
株式会社ゼロ・インフィニティは、化粧品OEMの分野で、製品企画から製造、販売サポート、さらに薬事対応に至るまで一貫したサービスを提供している企業です。
少量生産にも柔軟に対応できるため、初めてオリジナル製品を作りたいという企業からも選ばれています。豊富な容器バリエーションに加えて、無料のパッケージデザインサービスを提供し、企業の個性を反映した独自ブランドの立ち上げをサポートしているのが特徴です。
経験豊富なスタッフが一人ひとりのニーズに応じたサポートを行うため、製品開発に関する様々な疑問や要望にも丁寧に対応できる体制が整っており、安心して相談できることが大きな強みです。特に、近年注目される幹細胞化粧品の製造においては、高機能な成分を採用し、高い品質基準を満たした製品を提供しています。
最後に
ラセーヌは、独自の水技術と製法を持つ化粧品OEM・ODM企業として、高品質な製品開発を実現しています。特に水へのこだわりと革新的な製法は、他社との大きな差別化要因となっています。
化粧品OEMを検討している企業の方は、ぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか。
記事で紹介したハピネスも、小ロット対応や豊富な製品ラインナップを持つ信頼性の高い企業です。
化粧品OEMについては、複数の会社を比較検討し、自社のニーズに合った会社へ相談するようにしましょう。
この記事を読んだ方は、こちらも参考にしています。ぜひご覧ください。
化粧品OEMとは?
関連する記事
引用元: