肌の角質を柔らかく保ち、水分と油分をバランスよく補う乳液やクリーム。うるおいが保たれることで肌を生き生きと見せ、肌を健やかに保つために必要なアイテムです。
あなたの所属する企業でオリジナルの乳液やクリームを出そうと考えた時に、参考にしてほしい乳液・クリームが得意なOEMメーカー10社をピックアップしてご紹介します。
乳液・クリームといったOEM化粧品が得意なメーカー一覧

乳液・クリームのOEM受託製造を行う会社について、各社の特徴を含めてまとめました。
1.株式会社ハピネス

会社名 | 株式会社ハピネス |
本社所在地 | 〒170-0011 |
公式サイトURL |

株式会社ハピネスは、スキンケアやボディケア、ヘアケアなど多彩なジャンルの化粧品製造に対応できる充実した設備と豊富な実績を持つOEMメーカーです。
自社ブランドを立ち上げたい企業や個人にとって、柔軟な対応力と提案力で頼れる存在となるでしょう。中でも、小ロットから製造可能な点が特徴で、例えば300mlのシャンプーであれば約200本からの生産が可能という点は大きな魅力です。
また、年間4,000点以上の製品を安定的に出荷しており、多くの依頼者との取引実績を積み重ねる中で、目的やコンセプトに合った製品づくりを提案しています。詳細情報は、関連ページにてご確認いただけます。
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プラヒアEXミルク(乳液) | |
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ビバースクリーム | |
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ハピネスのOEM化粧品の強み
小ロット製造が可能(200本〜)
初めてのブランド立ち上げにも安心の対応力。
年間4,000件以上の製造実績
豊富な経験に基づく提案力と品質管理体制が強み。幅広い製品カテゴリに対応
スキンケア、ヘアケア、ボディケアなど多彩なラインを展開可能。サンプル製作から納品まで一貫対応
企画〜製造〜納品までワンストップでサポート。
ハピネスは、スキンケアやヘアケア製品を中心に、OEM化粧品の開発・製造を幅広く手がける企業です。特に「小ロット製造」に強みがあり、200本程度からでもOEM製品の開発が可能なため、「まずは少量から試したい」というサロンオーナーや個人事業主にも適しています。
年間4,000件以上の製造実績があることから、トレンドをふまえた提案力や品質管理体制にも定評があります。
加えて、スキンケア・ボディケア・ヘアケアといった多様なジャンルに対応している点も大きな魅力です。商品企画から容器・パッケージ提案、サンプル製作、製造、納品までワンストップで対応できる体制が整っているため、商品開発にかかる手間やリスクも抑えることができます。初めてOEMに取り組む方でも安心して相談できるパートナーです。
ハピネスの事業内容についてもっと詳しく知りたい方はこちらも併せてご覧ください。
注目の化粧品OEMメーカー、株式会社ハピネスとはどんな会社なの?
2.武内製薬株式会社

会社名 | 竹内製薬株式会社 |
本社所在地 | 〒141-0031 |
関東第一工場 | 〒120-0003 |
公式サイトURL |

武内製薬株式会社は、東京都品川区に本社を構える化粧品OEMメーカーで、企画から製造、販売までを一貫して手がける体制を整えています。特に乳液やクリームの製造においては、国内自社工場での生産により、品質管理を徹底しながら、小ロットからの対応が可能です。
同社のOEMサービスは、スキンケア、ボディケア、ヘアケアなど多岐にわたり、フレーバーや容量、容器の選定まで柔軟に対応しています。また、CBD配合製品やベビー向け化粧品など、特定のニーズにも応える製品開発が可能。素材の仕入れから製品の出荷までを自社で完結することで、スピーディーな対応とコスト削減を実現しています。
これにより、クライアントの多様な要望に応じた製品を提供し、ブランドの立ち上げや拡大をサポートしています
3.株式会社ゼロ・インフィニティ

会社名 | 株式会社ゼロ・インフィニティ |
本社所在地 | 〒580-0003 |
大阪工場/大阪ショールーム | 〒547-0016 |
公式サイトURL |

株式会社ゼロ・インフィニティは、大阪府松原市に本社を構える化粧品OEMメーカーで、企画から製造、販売、薬事対応までを一貫してサポートする体制を整えています。特に乳液やクリームの製造においては、保湿乳液からクリーム状乳液まで、目的に合わせたテクスチャーの調整が可能であり、最小ロット100個からの小ロット生産に対応しています。
同社の強みは、多様な容器のバリエーションと、無料のパッケージデザインサービスを提供している点にあります。これにより、オリジナリティのある製品開発が可能となり、初めてOEMを利用する企業や個人でも安心して相談できる環境が整っています。
幹細胞化粧品の製造にも強みを持ち、ヒト角化細胞順化培養液やヒト毛根細胞順化培養液などの高機能な原料を取り扱っています。これにより、エイジングケアや高付加価値製品の開発にも対応可能です。
ゼロ・インフィニティは、柔軟な対応力と専門的なサポート体制を活かし、ブランドの立ち上げや拡大を支援する信頼できるパートナーとして、多くの企業や個人から支持を得ています。
4.株式会社天真堂

会社名 | 株式会社天真堂の |
本社所在地 | 〒135-0042 |
岩手八幡平工場 | 〒028-7302 |
公式サイトURL |

株式会社天真堂は、東京都江東区に本社を構える化粧品・医薬部外品・健康食品のOEM/ODMメーカーです。商品企画から製造、薬事対応、物流、EC支援までを一貫して提供するワンストップ体制を整えており、特にEC通販やD2Cビジネスに強みを持っています。
同社は、独自の経皮吸収技術「TEN-DDS」や、加熱発酵ニンニク粉末「Phagyo(ファジオ)」などの独自原料を活用し、効果実感の高い製品開発を実現しています。また、医薬部外品のストック処方を多数保有しており、短納期での製品供給が可能。乳液やクリームのOEM製造においては、最小ロット1,000個からの小ロット生産に対応し、短納期での納品が可能です。さらに、薬機法に精通した薬剤師が常駐しており、製品パッケージの表示や広告表現の確認など、薬事業務のサポートも提供しています。
天真堂は、品質管理体制も徹底しており、化粧品GMP基準(GQP、GVP)に基づいた管理を行っています。製造エリアへの入室時の衛生管理や、製造機器の分解洗浄・消毒など、厳格な衛生管理を実施しています。
これらの特徴により、天真堂は、乳液やクリームのOEM製造を検討している企業や個人にとって、信頼できるパートナーとなるでしょう。
SV02(クリームOEM) | |
![]() | 【効能・効果】 |
5.コスラボ(株式会社オールインマーケティング)

引用元:コスラボ(株式会社オールインマーケティング)公式HP
屋号 | コスラボ |
会社名 | 株式会社オールインマーケティング |
奈良本社 | 〒636-0123 |
大阪事務所 | 〒542-0081 |
電話番号 | 0745-61-5260 |
公式サイトURL |

コスラボ(株式会社オールインマーケティング)は、植物由来の原料と科学的な機能性を融合させた「植物由来かつ、高性能な化粧品」をコンセプトに掲げる化粧品OEMメーカーです。
50個からの小ロット製造に対応し、企画から製造、デザイン、薬事対応までを一貫してサポートします。特に乳液・クリーム分野では、オリーブスクワランやホホバ油、ドクダミ水など自然由来の成分を使用し、敏感肌にも優しい処方が特徴。無料のサンプル製作や国産オーガニックコスメの製造にも対応しており、初期費用を抑えた製品開発が可能です 。
6.株式会社シーエスラボ

会社名 | 株式会社シーエスラボ |
本社所在地 | 〒171-0033 |
館林本工場 | 〒370-0505 |
ロジスティックセンター | 〒374-0042 |
公式サイトURL |

株式会社シーエスラボは、東京都豊島区に本社を構える化粧品・医薬部外品のOEM/ODMメーカーです。自社開発の「コンク乳化技術」により、高保湿・高浸透の乳液やクリームを安価に製造可能です 。
微粒子化技術を活用し、肌なじみの良い製品を提供しています 。原料開発から製造、薬事対応、パッケージデザイン、物流まで一貫したサポート体制を整えており、クライアントの多様なニーズに柔軟に対応できる点が強み 。最低ロットは3,000個から対応しており、品質とコストのバランスを重視する企業に適したパートナーです。
7.株式会社トレミー

会社名 | 株式会社トレミー |
本社所在地 | 〒183-0023 |
中央研究所 | 〒183-0027 |
九州唐津工場/九州営業所 | 〒849-5131 |
公式サイトURL |

株式会社トレミーは、東京都府中市に本社を構える化粧品OEM・ODMメーカーで、1983年の設立以来、医薬部外品やスキンケア製品の開発に注力しています。
佐賀県唐津市の自社工場はGMP基準を満たし、ISO22716を取得しており、厳格な品質管理体制を整えています。乳液・クリーム製品は、4種のセラミドを配合し、パラベンやエタノールなど7つの成分を排除した「大人の本気」シリーズが特徴で、敏感肌にも対応。承認済みの医薬部外品処方を活用することで、スピーディーな商品化が可能です。
最低ロット500本から対応し、企画から薬事申請、製造まで一貫したサポートを提供しています。
8.アットモア株式会社

会社名 | アットモア株式会社 |
奈良本社 | 〒901-2126 |
公式サイトURL |

アットモア株式会社は、沖縄県浦添市に本社を構える化粧品・健康食品・サプリメントのOEM/ODMメーカーです。
沖縄産の無農薬・自然由来素材を活用し、原料研究から製造まで自社一貫体制を完備。管理栄養士や医師の監修のもと、エビデンスに基づいた高機能処方を実現しています。
乳液・クリーム製品では、セラミドやコエンザイムQ10などの保湿・抗酸化成分を配合し、肌タイプや年齢層に応じたカスタマイズが可能です。また、UVカット機能付き乳液の開発にも対応。小ロット(100個~)や短納期(最短30日)にも柔軟に対応し、パッケージデザインやEC展開など販促支援も含めたトータルサポートを提供しています 。
9.株式会社美粧ケミカル

会社名 | 株式会社美粧ケミカル |
本社・本社工場 | 〒536-0005 |
寝屋川工場 | 〒572-0051 |
電話番号 | 06-6932-3360 |
公式サイトURL |

株式会社美粧ケミカルは、創業80年を超える老舗の化粧品OEMメーカーで、特に乳液やクリームの製造に豊富な実績を持つ会社です。
年間約1,000件の試作を行い、老舗の植物原料メーカーとの取引を通じて、地元特産品や注目の原料を活用した独自性の高い製品開発が可能。小ロット対応(100mlで1,000個~、10mlで3,000個~)も可能で、医薬部外品の製造にも対応しています。
処方開発からパッケージデザインまで一貫したサポート体制を整えており、オリジナルブランドの立ち上げを支援しています。
10.株式会社ウェルファーマ

会社名 | 株式会社ウェルファーマ |
奈良本社 | 〒150-0002 |
電話番号 | 03-6868-8806 |
公式サイトURL |

株式会社ウェルファーマは、CBD(カンナビジオール)を活用した化粧品や健康食品のOEM・ODM製造を専門とする企業です。
CBDの抗炎症・保湿効果を活かし、乳液やクリームなどのスキンケア製品を開発しています。テクスチャーや香りのカスタマイズが可能で、最小ロットは500個から対応。CBD以外の有効成分の配合も柔軟に対応し、製品コンセプトや予算に応じた処方提案が可能です。
製品開発から容器選定、薬事対応まで一貫したサポート体制を整えており、スピーディな商品化を実現。CBDを活用した独自性の高いスキンケアブランドを立ち上げたい企業にとって、信頼できるパートナーです。
失敗しない!OEM化粧品メーカーを選ぶときのポイント

OEM(Original Equipment Manufacturing)とは、自社ブランドの化粧品を製造委託することです。OEM化粧品メーカー選びは、製品の品質やブランドイメージを大きく左右するため、慎重に行う必要があります。この記事では、OEM化粧品メーカーを選ぶ際に重要なポイントをくわしく解説します。
実績と得意分野

OEM化粧品メーカーには、それぞれ得意な分野があります。スキンケア、メイクアップ、ヘアケアなど、自社ブランドの製品カテゴリーに合ったメーカーを選びましょう。過去の実績や製造している製品の種類を確認することが重要です。
例えば、特定の成分や技術に強みを持つメーカーも存在します。技術力や開発力もメーカー選びの重要な判断材料となります。自社の製品コンセプトに合致する技術や開発実績があるかを確認しましょう。
品質管理体制

化粧品は、直接肌に触れるため、高い品質管理体制が求められます。ISO9001やGMP(Good Manufacturing Practice)などの認証を取得しているか確認しましょう。
ISO9001は、品質マネジメントシステムに関する国際規格であり、GMPは、製造管理・品質管理に関する国際規格です。製造工程や品質検査についても、メーカーに詳しく確認することが大切です。原料のトレーサビリティが確保されているかどうかも重要なポイントです。万が一、問題が発生した場合に、原因を特定し、迅速に対応できる体制が整っているかを確認しましょう。
提案力と対応力

OEM化粧品メーカーは、単なる製造受託業者ではありません。製品企画や処方開発など、幅広いサポートを提供してくれるメーカーを選びましょう。
処方開発では、安全性や機能性、使用感などを考慮した提案が求められます。こちらの要望をしっかりと聞き取り、的確な提案をしてくれるメーカーが理想的です。また、トラブル発生時の対応力も確認しておきましょう。仕様変更や予期せぬ問題が発生した場合に、柔軟に対応してくれるメーカーを選びましょう。
コストと納期

OEM化粧品メーカーを選ぶ際には、コストと納期も重要な要素です。複数のメーカーから見積もりを取り、費用対効果を比較検討しましょう。ただし、安すぎる価格には注意が必要です。品質に問題がある可能性も考慮しましょう。
納期についても、無理のないスケジュールを提示してくれるメーカーを選ぶことが大切です。化粧品OEMの納期は、一般的に発注書の提出から3〜3.5ヶ月程度ですが、資材納期や各種検査によって変動する場合があります。
コミュニケーション

OEM化粧品メーカーとの円滑なコミュニケーションは、製品開発を成功させる上で不可欠です。
担当者のレスポンスの速さや、こちらの意図を正確に理解してくれるかなどを確認しましょう。定期的な打ち合わせを行い、進捗状況や課題を共有することも重要です。仕様変更やトラブル発生時の対応についても、スムーズなコミュニケーションが求められます。OEMメーカーとのコミュニケーション不足は、トラブルの原因になることがあるため、注意が必要です。
乳液・クリームが得意なメーカーに依頼しよう

乳液やクリームは、より素材にこだわって製造したいという方が多いでしょう。
ここまで、乳液・クリームが得意なOEMメーカーを紹介してきましたがいかがでしたか?OEMメーカーにもさまざまな特徴があります。
オリジナルの化粧品を製造してみたいとお考えの方は、ぜひこの記事を参考にして希望を形にしてくれるOEMメーカーを探してみてください。
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