肌に潤いを与える化粧水と、特定の肌悩みに深くアプローチする美容液は、日々のスキンケアに欠かせないアイテムです。近年、パーソナライズされた美容ニーズの高まりとともに、「自分だけのこだわりを詰め込んだ化粧水や美容液を作りたい」と考える事業者の方が増えています。これは、既存製品では満たされない独自のコンセプトを追求したり、ニッチな市場に特化した製品を投入したりすることで、差別化を図りたいという強い想いの表れでしょう。
しかし、化粧品開発には専門的な知識、高度な技術、厳格な品質管理体制が不可欠です。そこで重要になるのが、化粧品OEM(Original Equipment Manufacturer)メーカーの存在です。OEMメーカーは、企画から製造、薬事申請、さらには販売戦略に至るまで、製品開発の全工程をサポートしてくれる心強いパートナーです。特に化粧水や美容液は、その処方や成分が肌に直接影響を与えるため、信頼できるOEMメーカー選びが成功の鍵を握ります。
この記事では、化粧水や美容液のOEM製造を検討している事業者の皆さまに向けて、製品開発の基本的な知識から、OEMメーカー選びの重要ポイント、そして化粧水・美容液の製造に強みを持つ選りすぐりのOEMメーカー10社を詳しくご紹介します。あなたの「こだわり」を形にし、「売れる」製品を生み出すための情報が満載です。
化粧水・美容液の基礎知識:肌を育む二つの柱

スキンケアの基本である化粧水と美容液は、それぞれ異なる役割を持ち、互いに補完し合うことで健やかな肌へと導きます。OEM製造を考える上で、これらの製品の特性を深く理解することは非常に重要です。
1. 化粧水(ローション):肌の土台を整える水分補給

化粧水は、洗顔後の肌に最初に与える水分補給アイテムです。その主な役割は、肌に潤いを与え、肌表面のpHバランスを整え、次に使う美容液や乳液・クリームの浸透を助ける「通り道」を作ることです。
主な役割と効果:
水分補給と保湿: 角質層に水分を与え、乾燥を防ぎ、肌の潤いを保ちます。
肌のpHバランス調整: 洗顔によってアルカリ性に傾きがちな肌を弱酸性に戻し、健康な状態に整えます。
美容成分の浸透促進: 肌が柔らかく潤った状態になることで、後から使う美容液などの有効成分が角質層へ浸透しやすくなります。
肌のキメを整える: 十分な水分が行き渡ることで、肌のキメが整い、なめらかな肌触りになります。
主な種類と特徴:
保湿化粧水: ヒアルロン酸、コラーゲン、セラミドなどの保湿成分を豊富に配合し、乾燥肌対策に特化しています。
収れん化粧水: 毛穴を引き締めたり、皮脂の分泌を抑えたりする成分(エタノール、植物エキスなど)を配合し、オイリー肌や毛穴の悩みに対応します。
拭き取り化粧水: 古い角質や洗顔で落としきれなかった汚れを優しく拭き取ることで、肌を清潔にし、ターンオーバーをサポートします。
美白化粧水: ビタミンC誘導体やアルブチンなどの美白有効成分を配合し、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぎます。
敏感肌用化粧水: 低刺激処方で、香料、着色料、パラベンなどを極力排除し、肌への負担を最小限に抑えています。
OEM製造においては、ターゲットとなる肌悩みやコンセプトに応じて、適切な成分選択と処方設計が求められます。例えば、特定の植物エキスを配合したオーガニック化粧水や、特定の温泉水を用いた化粧水など、多種多様な差別化が可能です。
2. 美容液(セラム/エッセンス):特定の肌悩みに集中アプローチ

美容液は、化粧水で肌を整えた後に使用する、特定の肌悩みに特化した高機能なスキンケア製品です。美容成分が高濃度で配合されており、集中的なケアを目的としています。
主な役割と効果:
集中ケア: シミ、シワ、たるみ、ニキビ、毛穴、乾燥など、特定の肌悩みに合わせて、有効成分を集中的に届けます。
肌機能のサポート: 肌本来の力を引き出し、健やかな状態を保つためのサポートを行います。
エイジングケア: 高機能成分により、年齢に応じた肌の悩みにアプローチし、ハリや弾力を与えます。
主な種類と特徴:
美白美容液: メラニン生成抑制成分やターンオーバー促進成分を配合し、シミ・くすみをケアします。
エイジングケア美容液: レチノール、ペプチド、EGF、幹細胞培養液などの成分を配合し、シワやたるみにアプローチします。
保湿美容液: 化粧水だけでは物足りない乾燥肌に対し、高保湿成分を配合して潤いを閉じ込めます。
ニキビケア美容液: 抗炎症成分や殺菌成分を配合し、ニキビや肌荒れを防ぎます。
毛穴ケア美容液: 皮脂コントロール成分や引き締め成分を配合し、毛穴の目立ちをケアします。
美容液のOEM製造では、最先端の美容成分や独自の技術を駆使し、市場にない画期的な製品を生み出すチャンスがあります。特定の成分をナノカプセル化する技術や、浸透力を高める特殊な製法など、OEMメーカーの技術力が製品の差別化に直結します。
化粧品OEM(受託製造)の全体像

化粧品OEMとは、他社ブランドの化粧品を製造する事業形態です。企画段階から製造、薬事申請、納品までを一貫してサポートしてくれるため、自社で製造設備や研究開発部門を持たない企業でも、独自の化粧品ブランドを立ち上げることが可能です。
1. 化粧品OEMのメリット:なぜOEMを利用するのか

OEMを利用する主なメリットは以下の通りです。
初期投資の抑制: 自社で工場や研究施設を建設・維持する必要がないため、設備投資や人件費を大幅に削減できます。
専門知識と技術の活用: 化粧品開発・製造に関する高度な専門知識や最新技術を持つOEMメーカーのノウハウを活用できます。これにより、高品質で安全性の高い製品開発が可能です。
開発期間の短縮: 開発から製造、薬事申請までのプロセスを効率的に進められるため、市場投入までの時間を短縮できます。
品質管理と安全性の確保: 薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)に準拠した製造体制や品質管理体制を持つメーカーに委託することで、製品の安全性と信頼性が担保されます。
マーケティング・販売に注力: 製造工程を外部に委託することで、事業者はブランド戦略やマーケティング、販売促進といった中核業務に集中できます。
OEM製造のプロセス

化粧品OEM製造は、単に工場で製品を作るだけにとどまりません。あなたの頭の中にあるアイデアが、実際に消費者の手に届く商品になるまでには、いくつかの重要な段階があります。このプロセス全体は、通常、以下のステップで進行します。
1. コンセプトと企画の立案

製品の核となるコンセプトと企画の立案が非常に重要です。この段階では、「どのような化粧水や美容液を作りたいのか?」という具体的なビジョンを明確にします。
ターゲットとなる層は誰か、どのような肌悩みにアプローチしたいのか、配合したい成分は何か、想定する価格帯やパッケージのイメージまで、細部にわたって具体化していきます。
同時に、市場調査を行い、競合製品との差別化ポイントや、あなたの製品ならではの独自性を追求することも欠かせません。この初期段階で、OEMメーカーと綿密に打ち合わせを重ね、あなたのアイデアを共有し、実現可能性を探ります。
2. 処方開発と試作

次に、具体的な処方開発と試作のフェーズへと進みます。立案された企画に基づき、OEMメーカーの研究開発部門が最適な処方を設計します。希望する成分の配合はもちろん、製品のテクスチャーや使用感についても細かく調整が行われ、実際に試作品が作られます。
この試作品を繰り返し使用し、その使用感や肌への効果を評価しながら、理想とする製品へとブラッシュアップしていきます。納得のいく試作品が完成するまで、この作業は何度も繰り返されます。
3. 容器の選定とパッケージデザイン

製品の中身が固まったら、その「顔」となる容器の選定とパッケージデザインに着手します。
製品のコンセプトに最も合ったボトルやポンプ、スプレーなどを選び、さらに製品名、ブランドロゴ、全成分表示、使用方法、そして重要な注意書きなどを盛り込んだパッケージデザインを作成します。ここで特に気をつけなければならないのは、薬機法に適合した正確な表示をすることです。
4. 薬事申請と法規制対応

続いて、製品を市場に出すために不可欠な薬事申請と各種法規制への対応が行われます。
化粧品は薬機法によりその製造・販売が厳しく規制されており、製造販売業許可の取得、製品の全成分表示の確認、広告表現のチェックなど、専門的な知識と手続きが求められます。多くのOEMメーカーは、これらの複雑な薬事申請を代行したり、必要なサポートを提供したりしてくれます。
5. 製造と品質管理

全ての準備が整った後、いよいよ製造と品質管理の段階に入ります。最終的に決定された処方と容器・パッケージデザインに基づき、OEMメーカーの工場で実際の製品製造が開始されます。
製造ロットごとに徹底した品質管理基準に基づいた厳格な検査が行われ、安全で高品質な製品が確実に生産されるよう管理されます。
6. 納品と販売・プロモーション

そして最終的に、完成した製品は指定の場所へ納品されます。この納品をもって、OEM製造プロセスは一段落し、ここからあなたが自社のブランドとして製品を市場に送り出し、プロモーションや販売活動を展開していくことになります。
OEMメーカー選びの重要ポイント:理想を形にするために

化粧水や美容液のOEM製造を成功させるためには、適切なOEMメーカーを選ぶことが最も重要です。以下のポイントを参考に、自社のニーズに合ったパートナーを見つけましょう。
1. 専門分野・得意分野の確認

各OEMメーカーには、それぞれ得意とする技術や成分、製造ロットの規模、製品ジャンルがあります。
特定の技術力: マイクロカプセル技術、フリーズドライ化、ナノ化技術など、独自の技術を持っているか。
成分へのこだわり: オーガニック認証、天然由来成分、特定の希少成分の取り扱い実績があるか。
製造規模: 大ロット生産が得意か、小ロット生産(プチOEM)にも対応しているか。
製品ジャンル: 化粧水や美容液以外に、どのような製品の製造実績があるか。
自社が目指す製品のコンセプトと、メーカーの得意分野が合致しているかを確認することが重要です。
2. 研究開発力・提案力

新しい成分や処方のトレンドを把握し、それらを製品に落とし込む研究開発力は、製品の差別化に直結します。
最新技術・成分への知見: 最新の美容トレンドや成分に関する情報収集力、それを応用する開発力があるか。
コンセプト実現力: 漠然としたイメージから、具体的な製品コンセプトを形にする提案力があるか。
問題解決能力: 試作段階での課題や要望に対し、柔軟かつ的確な解決策を提案できるか。
単に言われたものを作るだけでなく、より良い製品にするための積極的な提案をしてくれるメーカーを選ぶと、製品の質が向上します。
3. 品質管理・安全性への取り組み

化粧品は肌に直接触れるものであるため、品質と安全性は最優先事項です。薬機法に準拠した製造体制であることはもちろん、ISOなどの国際的な品質基準に適合しているかなども確認しましょう。
GMP(Good Manufacturing Practice)準拠: 化粧品の製造管理および品質管理に関する基準(化粧品GMPガイドライン)に則った体制が整備されているか。
検査体制: 製造過程での品質チェック、完成品の安全性・安定性試験などが徹底されているか。
トレーサビリティ: 原料の調達から製造、出荷までの履歴を追跡できる体制が整っているか。
安心して製品を市場に送り出すためにも、厳格な品質管理体制を持つメーカーを選びましょう。
4. 薬事申請・法務サポートの有無

化粧品の製造販売には、薬機法をはじめとする様々な法規制が関わってきます。これらの手続きは非常に複雑で専門知識が必要です。
薬事申請代行・サポート: 製造販売業許可の取得、製品の承認申請、全成分表示の確認など、薬事申請に関するサポート体制が整っているか。
広告表現チェック: 薬機法に違反しない、適切な広告表現についてアドバイスをもらえるか。
初めて化粧品を販売する事業者にとって、薬事申請や法務面でのサポートは非常に心強い要素となります。
5. コストと納期

予算と納期は、プロジェクトの成否を左右する重要な要素です。
明確な見積もり: 費用内訳が明確で、追加費用が発生する可能性について事前に説明があるか。
最小ロット数: 希望する製造量とメーカーの最小ロット数が合致しているか。
納期遵守の実績: 過去のプロジェクトで納期を遵守した実績があるか。
複数のメーカーから見積もりを取り、サービス内容とコストのバランスを比較検討することが重要です。
6. アフターフォロー・販売サポート

製造後の販売戦略やプロモーションについてもサポートしてくれるメーカーもあります。
販売戦略のアドバイス: 市場での「売れる」ための戦略について相談できるか。
販促支援: 広告制作やECサイト立ち上げ支援など、販促に関するサポートがあるか。
単に製造するだけでなく、製品が市場で成功するための支援を受けられるメーカーは、長期的なパートナーシップを築く上で有利です。
化粧水・美容液が得意なメーカー一覧

こだわりの化粧水や美容液を開発したいと考えているなら、最適なOEM(受託製造)メーカー選びが成功の鍵を握ります。
肌に潤いを与える化粧水と、特定の悩みに深くアプローチする美容液は、処方や成分が多岐にわたり、専門的な技術力が求められる製品です。市場には数多くのOEMメーカーが存在しますが、それぞれ得意な技術や対応ロット、サポート体制が異なります。この一覧では、化粧水と美容液の製造において特に高い実績とノウハウを持つメーカーを厳選してご紹介します。
あなたの製品コンセプトを実現し、市場で存在感を発揮できるパートナーを見つけるための第一歩としてご活用ください。
1.株式会社ハピネス

会社名 | 株式会社ハピネス |
本社所在地 | 〒170-0011 |
公式サイトURL |

株式会社ハピネスは、自社での化粧品開発・販売における豊富な実績とノウハウを強みとするOEMメーカーです。この経験を活かし、高品質な製品提供を得意としています。
同社の大きな魅力は、20種類以上の既存商品からベースを選び、自由にラベルデザインを施せる「プチOEM」に対応している点です。これにより、オリジナル化粧品の開発にかかる時間や初期費用を大幅に抑えながら、手軽に自社ブランドを立ち上げることが可能です。年間4,079商品という高い出荷実績も、同社の信頼性と効率的な生産体制を裏付けています。品質とスピード感を両立させたい事業者に最適なパートナーと言えるでしょう。
ハピネスの事業内容についてもっと詳しく知りたい方はこちらも併せてご覧ください。
注目の化粧品OEMメーカー、株式会社ハピネスとはどんな会社なの?
2.武内製薬株式会社

会社名 | 竹内製薬株式会社 |
本社所在地 | 〒141-0031 |
関東第一工場 | 〒120-0003 |
公式サイトURL |

武内製薬株式会社は、東京都品川区に本社を置く化粧品OEMメーカーです。同社は、企画から製造、さらには販売までを自社で一貫して手がける体制を整えている点が大きな強みです。特に乳液やクリームの製造においては、国内にある自社工場で生産を行うことで、徹底した品質管理を実現しながら、小ロットからの生産にも柔軟に対応しています。
武内製薬のOEMサービスは、スキンケア、ボディケア、ヘアケアといった幅広い製品カテゴリーに対応可能です。製品のフレーバーや容量の調整、容器の選定に至るまで、細かな要望にも柔軟に応じます。また、近年注目の集まるCBD配合製品や、デリケートなベビー向け化粧品など、特定の市場ニーズに合わせた製品開発も得意としています。素材の仕入れから最終的な製品出荷までを自社内で完結させることで、迅速な対応を可能にし、同時にコスト削減も実現しています。
これにより、武内製薬は多種多様な要望を持つクライアントに対し、質の高い製品を提供することで、新しいブランドの立ち上げや既存ブランドのさらなる拡大を力強くサポートしています。
3.株式会社ゼロ・インフィニティ

会社名 | 株式会社ゼロ・インフィニティ |
本社所在地 | 〒580-0003 |
大阪工場/大阪ショールーム | 〒547-0016 |
公式サイトURL |

株式会社ゼロ・インフィニティは、大阪府松原市に本社を置く化粧品OEMメーカーで、企画から製造、販売、薬事対応まで、製品開発の全工程を一貫してサポートする体制が強みです。
特に乳液やクリームの製造においては、保湿乳液から濃厚なクリーム状乳液まで、目的に合わせた多様なテクスチャー調整が可能です。最小ロット100個からの小ロット生産に対応しているため、新規ブランドの立ち上げやテストマーケティングにも最適なパートナーとなるでしょう。
同社の大きな魅力は、豊富な容器バリエーションと無料のパッケージデザインサービスを提供している点です。これにより、独自のブランドイメージを反映したオリジナリティあふれる製品を、デザイン面でも強力に支援してくれます。初めてOEMを利用する事業者でも、安心して相談できる環境が整っています。
さらに、幹細胞化粧品の製造にも専門性を持ち、ヒト角化細胞順化培養液やヒト毛根細胞順化培養液といった高機能な原料を取り扱っています。これにより、エイジングケアに特化した製品や、市場で高付加価値となる製品の開発にも柔軟に対応可能です。
ゼロ・インフィニティは、その柔軟な対応力と専門的なサポート体制を活かし、新しい化粧品ブランドの立ち上げから事業拡大まで、多方面から信頼されるパートナーとして多くの事業者から支持されています。
4.株式会社天真堂

会社名 | 株式会社天真堂の |
本社所在地 | 〒135-0042 |
岩手八幡平工場 | 〒028-7302 |
公式サイトURL |

株式会社天真堂は、東京都江東区に本社を置く、化粧品・医薬部外品・健康食品のOEM/ODMメーカーです。同社の最大の特徴は、商品企画から製造、薬事対応、物流、そしてEC支援まで、製品化と販売を総合的に支援するワンストップ体制を整えている点にあります。特に、EC通販やD2C(Direct to Consumer)ビジネスにおける豊富な実績とノウハウを持ち、デジタル時代に即した製品開発と流通を強力にサポートします。
独自の経皮吸収技術「TEN-DDS」や、加熱発酵ニンニク粉末「Phagyo(ファジオ)」といった自社開発原料を駆使することで、効果実感の高い製品開発を実現しています。また、医薬部外品のストック処方を多数保有しているため、スピーディな製品供給が可能です。乳液やクリームのOEM製造では、最小ロット1,000個からの小ロット生産と短納期での納品に対応。薬機法に精通した薬剤師が常駐し、製品表示や広告表現の確認など、専門的な薬事業務サポートも提供しており、安心して製品を市場に送り出せます。品質管理体制も徹底しており、化粧品GMP基準に準拠した厳格な衛生管理のもとで製造を行っています。
5.コスラボ(株式会社オールインマーケティング)

引用元:コスラボ(株式会社オールインマーケティング)公式HP
屋号 | コスラボ |
会社名 | 株式会社オールインマーケティング |
奈良本社 | 〒636-0123 |
大阪事務所 | 〒542-0081 |
電話番号 | 0745-61-5260 |
公式サイトURL |

コスラボ、運営元の株式会社オールインマーケティングは、「植物由来かつ、高性能な化粧品」という独自のコンセプトを掲げる化粧品OEMメーカーです。自然の恵みと最新の科学的アプローチを融合させることで、肌に優しくも確かな効果が期待できる製品開発を強みとしています。
同社の大きな特徴は、50個という非常に少ないロットからの製造に対応している点です。これにより、新規ブランドの立ち上げや限定品のリリースなど、初期費用を抑えながらも高品質な製品を市場に投入したいと考える事業者にとって、大きなメリットとなります。企画段階から製造、デザイン、そして複雑な薬事対応に至るまで、製品開発の全工程を一貫してサポートしてくれるため、安心して任せられます。
特に乳液やクリームの分野では、オリーブスクワランやホホバ油、ドクダミ水といった厳選された自然由来成分を使用し、敏感肌にも配慮した優しい処方を特徴としています。無料でのサンプル製作に対応していることや、国産オーガニックコスメの製造も手がけていることから、コンセプトと品質の両面で高いレベルの製品開発が期待できるでしょう。
6.株式会社シーエスラボ

会社名 | 株式会社シーエスラボ |
本社所在地 | 〒171-0033 |
館林本工場 | 〒370-0505 |
ロジスティックセンター | 〒374-0042 |
公式サイトURL |

株式会社シーエスラボは、東京都豊島区に本社を置く、化粧品・医薬部外品のOEM/ODMメーカーです。同社の際立つ強みは、独自に開発した**「コンク乳化技術」**にあります。この革新的な技術により、高保湿かつ高浸透を誇る乳液やクリームを、安価に製造することが可能となっています。
また、微粒子化技術を駆使することで、肌へのなじみが非常に良い製品を提供しており、その使用感の良さも特筆すべき点です。原料開発から製造、複雑な薬事対応、パッケージデザイン、さらには物流に至るまで、製品化の全工程を一貫してサポートする体制を整えています。これにより、多岐にわたる事業者のニーズに対し、非常に柔軟に対応できることが大きな強みです。
最低ロットは3,000個から対応しており、品質の高さとコストパフォーマンスのバランスを重視する企業にとって、株式会社シーエスラボは理想的な製造パートナーとなるでしょう。
7.株式会社トレミー

会社名 | 株式会社トレミー |
本社所在地 | 〒183-0023 |
中央研究所 | 〒183-0027 |
九州唐津工場/九州営業所 | 〒849-5131 |
公式サイトURL |

株式会社トレミーは、東京都府中市に本社を置く化粧品OEM・ODMメーカーです。1983年の設立以来、30年以上にわたり医薬部外品やスキンケア製品の開発に注力し、豊富な実績とノウハウを蓄積してきました。
佐賀県唐津市にある自社工場は、化粧品の製造管理および品質管理に関する国際基準であるGMP基準を満たし、ISO22716も取得済みです。これにより、製品は極めて厳格な品質管理体制のもとで製造され、高い安全性と信頼性が担保されています。
乳液・クリーム製品においては、特に「大人の本気」シリーズが象徴的です。このシリーズは、4種類のセラミドを贅沢に配合し、パラベン、エタノールなど7つの成分を排除した低刺激処方で、敏感肌の方にも安心して使用できる製品設計が特徴です。すでに承認済みの医薬部外品処方を活用できるため、よりスピーディーな商品化が可能です。
最低ロット500本から対応しており、企画段階から薬事申請、そして製造に至るまで、一貫したトータルサポートを提供。あなたのこだわりの医薬部外品やスキンケア製品を、高品質かつ効率的に市場へ送り出すための強力なパートナーとなるでしょう。
8.アットモア株式会社

会社名 | アットモア株式会社 |
奈良本社 | 〒901-2126 |
公式サイトURL |

アットモア株式会社は、沖縄県浦添市に本社を置き、化粧品、健康食品、サプリメントのOEM/ODM製造を専門とする企業です。同社の最大の特徴は、沖縄産の無農薬・自然由来素材を積極的に活用し、原料研究から製造までを自社で一貫して行う体制を確立している点にあります。
管理栄養士や医師の監修のもと、科学的根拠(エビデンス)に基づいた高機能な処方開発を実現しており、特に乳液やクリームなどのスキンケア製品では、セラミドやコエンザイムQ10といった高い保湿・抗酸化成分を配合。肌タイプや年齢層に合わせた細やかなカスタマイズに応じるだけでなく、UVカット機能を持つ乳液の開発も可能です。
小ロット(100個から)や短納期(最短30日)にも柔軟に対応できるため、新規ブランドの立ち上げや迅速な市場投入を求める企業にとって大きな強みとなります。さらに、パッケージデザインやECサイト展開などの販促支援も含めたトータルサポートを提供しており、製品開発から販売戦略まで、一貫して頼れるパートナーとなるでしょう。
9.株式会社美粧ケミカル

会社名 | 株式会社美粧ケミカル |
本社・本社工場 | 〒536-0005 |
寝屋川工場 | 〒572-0051 |
電話番号 | 06-6932-3360 |
公式サイトURL |

株式会社美粧ケミカルは、創業80年を超える老舗の化粧品OEMメーカーとして、特に乳液やクリームの製造において豊富な実績を誇ります。年間約1,000件もの試作を手がける高い開発力で、多種多様なニーズに応える製品を生み出しています。
強みは、長年の経験から培われた地元の老舗植物原料メーカーとの強固なネットワークです。これにより、地域特産品や最先端の注目原料を積極的に取り入れた、独自性の高い製品開発が可能となっています。小ロットからの製造にも対応しており、例えば100ml容器なら1,000個から、10mlのミニサイズなら3,000個からと、新規ブランドの立ち上げや限定品の展開にも柔軟に対応してくれます。さらに、医薬部外品の製造許可も有しているため、薬用効果を謳える製品の開発も任せられます。
処方開発からパッケージデザイン、そして最終的な製品化まで一貫したサポート体制が整っており、あなたのオリジナルブランド立ち上げを力強く後押ししてくれるでしょう。
10.株式会社ウェルファーマ

会社名 | 株式会社ウェルファーマ |
奈良本社 | 〒150-0002 |
電話番号 | 03-6868-8806 |
公式サイトURL |

株式会社ウェルファーマは、カンナビジオール(CBD)に特化した化粧品や健康食品のOEM・ODM製造を手がける企業です。CBDが持つ抗炎症作用や保湿効果を最大限に活かし、乳液やクリームをはじめとするスキンケア製品の開発を得意としています。テクスチャーや香りの細かな調整はもちろん、CBD以外の有効成分の配合についても柔軟に対応し、製品コンセプトやご予算に合わせた最適な処方を提案してくれます。
製品の企画から容器選び、そして薬機法などの法規制対応まで、開発から販売に至るプロセスを一貫してサポートする体制が整っているため、スピーディな商品化を実現できます。CBDを活用した独自のスキンケアブランドを立ち上げ、市場で差別化を図りたいと考える企業にとって、ウェルファーマは頼れる製造パートナーとなるでしょう。
まとめ

理想の化粧水や美容液を具現化するには、専門知識と豊富な実績を持つOEM(受託製造)メーカーとの協業が不可欠です。
肌に直接触れるこれらの製品は、成分の選定から処方、品質管理に至るまで高度な技術が求められます。しかし、数あるOEMメーカーの中から、自社のビジョンに合致し、かつ化粧水や美容液の製造に特化した強みを持つパートナーを見つけるのは容易ではありません。本記事では、これまでご紹介したメーカーの中から、特に化粧水・美容液の分野で優れた実績とノウハウを持つ企業を厳選しました。
あなたのこだわりを形にし、市場で成功する製品を生み出すための最適な依頼先を見つけるキッカケになれば幸いです。
当メディアでは、次の記事もよく読まれています。ぜひ参考にしてください!
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引用元: