株式会社テイクジーンは、化粧品・医薬部外品のOEM・ODM事業を行う企業です。主に化粧品や医薬部外品の企画から製造、販売支援までのトータルサービスを提供しています。
本記事では、テイクジーンの会社概要や強み、取り扱い製品について紹介します。
また、当メディアが注目している、化粧品OEMの導入を検討している企業担当者向けにおすすめの会社も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
株式会社テイクジーンの会社概要
株式会社テイクジーンは、大阪府を拠点とし、化粧品・医薬部外品のOEM・ODM事業を展開する企業です。現在は大阪本社をはじめ、東京、沖縄、台湾に拠点を持つグローバル企業に成長しています。
また「企画構想」「処方開発」「機能性試験」「パッケージ提案」「販売促進/海外展開支援」までワンストップで心躍る化粧品を提案しています。総合コンサルティング型のOEM/ODMスタイルを取り入れているのが特徴です。
他社と比較した時のテイクジーンの強み
テイクジーンの主な強みは以下の3点です。
総合コンサルティング型OEM/ODM企業としての一貫したサポート
高度な技術力と柔軟な対応
幅広い支援体制とグローバル展開
①総合コンサルティング型OEM/ODM企業としての一貫したサポート
テイクジーンは、「企画構想」から「処方開発」「機能性試験」「パッケージ提案」「販売促進/海外展開支援」まで、商品開発の全工程をワンストップで提案する総合コンサルティング型のOEM/ODM企業です。それぞれの要望に応じて、専門チームが直接サポートを行い、商品化までの全過程をトータルでバックアップしています。
一貫したサポート体制により、企業は効率的かつ効果的に新商品の開発や市場投入を実現できます。また、各工程での専門知識や経験を活かしたアドバイスにより、商品の品質向上や差別化も図ることができるのも魅力です、
②高度な技術力と柔軟な対応
低刺激処方や防腐剤フリーの製品開発が得意で、高度な技術力を持っているのも企業としての強みです。自社工場を持たないファブレス型OEM/ODMメーカーとして、19社のパートナー企業と国内外28カ所の工場と提携しているのも特徴です。
商品の特性に合わせて最適な工場や設備を選択しており、顧客の要望にも柔軟に対応することが可能になっています。さらに、多様な製造パートナーとの連携により、小ロットから大量生産まで、幅広い生産ロットにも対応できるのが魅力です。。
③支援体制とグローバル展開
テイクジーンは、異業種コラボレーションの実績が多数あり、スタートアップ企業向けの特別サポートも行っています。また、海外展開支援にも力を入れており、台湾に営業所を設置するなど、グローバルな事業展開をサポートしています。
この支援体制により、新規参入企業から大手企業まで、様々な規模や業種の顧客ニーズに対応することができます。特に、海外展開を考えている企業にとっては、テイクジーンのグローバルネットワークや知見が大きな強みとなるでしょう。
テイクジーンの取り扱い製品
テイクジーンの主な取り扱い製品は以下の3種類です。
化粧品
医薬部外品
健康食品・サプリメント
①化粧品
テイクジーンは、幅広い種類の化粧品を取り扱っています。主な製品カテゴリーは以下の通りです。
メイクアップ製品
ボディケア製品
ヘアケア製品
処方開発から製造、パッケージングまで一貫したサポート体制を行っています。顧客のニーズに合わせてカスタマイズした製品開発を行い、市場トレンドや消費者ニーズに合致した商品を提供しています。
特に、低刺激処方や防腐剤フリーなど、近年需要が高まっている特殊な製品開発にも強みを持っています。敏感肌向け製品や自然派コスメなど、特定のニーチ市場をターゲットとした商品開発も可能です。
②医薬部外品
テイクジーンは医薬部外品の製造販売業許可を持っているため、薬用化粧品向けの有効成分も使用可能です。主な医薬部外品のカテゴリーは以下の通りです。
薬用化粧品
育毛剤
制汗剤
歯磨き粉
医薬部外品は化粧品よりも厳しい規制があるため、テイクジーンの専門知識と経験が活かされる分野です。薬事法に準拠した製品開発や品質管理、承認申請のサポートなど、医薬部外品特有の複雑なプロセスを一貫してサポートしています。
③健康食品・サプリメント
テイクジーンは、化粧品や医薬部外品に加えて、健康食品やサプリメントも取り扱っています。美容と健康を総合的にサポートする製品ラインナップを提供することで、企業のトータルビューティーケア戦略をサポートします。
ただし、健康食品やサプリメントは主力製品ではないため、化粧品や医薬部外品ほど幅広いラインナップではありません。しかし、美容系サプリメントなど、化粧品事業とシナジーを生み出せる製品開発には積極的に取り組んでいます。
化粧品OEMの導入を検討している企業担当者向けおすすめ3社
テイクジーンの取り扱い製品を紹介しましたが、いかがでしたか?
ここからは、化粧品OEMの導入を検討している企業担当者向けにおすすめの3社を紹介します。
これらの企業は、いずれも化粧品・医薬部外品のOEM・ODM事業を展開しているおすすめの会社であるため、導入を考えている企業担当者の方はぜひ参考にしてみてください。
1.株式会社ハピネス
株式会社ハピネスは、東京都豊島区を拠点とし、幅広い化粧品アイテムや製造販売を提供している企業です。中でも、52種類の香りから選べるアロマシャンプーが主力製品となっており、顧客の多様なニーズに対応しているのが特徴です。小ロットからの生産が可能であるため、300mlのシャンプーでも200本程度から製造できる設備などが整っています。
また、OEMサービスを提供しており、顧客のニーズに合わせた製品のカスタマイズが可能です。シャンプーやトリートメントは48本からオリジナルラベルでの製造が可能など、小規模事業者やスタートアップ企業にも柔軟に対応したサービスを提供しているのも魅力です。
ハピネスについて気になる方は、こちらの記事も参考になるため、ぜひご覧ください。
株式会社ハピネスってどんな会社?
2.株式会社エストラボ
株式会社エストラボは、30年以上の美容業界経験を活かし、サロン経営と化粧品開発のノウハウを基に総合OEM事業を展開するメーカーです。エストラボのOEM化粧品の特徴は、水へのこだわり、成分へのこだわり、製法へのこだわりの3点です。
特に、ビタミンC還元水や超酸性水、海洋深層水など、高機能な水を使用することで、美容成分の効果を高めています。また、独自の製法技術を開発し、特許を取得しているなど、技術面に強く安全性が高いのも魅力です。
3.株式会社ロジック
株式会社ロジックは、京都府宇治市に本社と工場を構える化粧品OEMメーカーです。ロジックの強みは、京都ブランドの活用、豊富な開発実績、一貫したサポート体制にあります。
中でも、京都や宇治の特産品を豊富に使用した化粧品開発を行っており、国内外で強力な訴求力を持つ京都ブランドを活かした製品開発が可能です。また、エステサロンやドクターとの共同開発を含め、7000以上のOEM実績があり、この経験を活かした多様な製品の開発が可能です、
最後に
テイクジーンは、化粧品・医薬部外品のOEM・ODM事業を行う企業です。総合コンサルティング型OEM/ODM企業としての一貫したサポート、高度な技術力と柔軟な対応、幅広い支援体制とグローバル展開が強みです。
一方で、ファブレス型の事業モデルであるため、生産能力や納期に関しては協力工場の状況に依存する可能性といった懸念も考えられます。
化粧品OEMの導入を検討している企業担当者の方々は、自社のニーズや製品特性、生産規模、ブランド戦略などを十分に考慮し、最適なパートナーを選択することが重要です。
また、記事で紹介したハピネス、エストラボ、ロジックも化粧品OEMに関する豊富な実績を持つ企業です。これらの企業も含めて、複数の会社を比較検討し、自社のニーズに合った会社へ相談するようにしましょう。
化粧品OEMの導入は、自社ブランドの立ち上げや既存ラインの拡充など、ビジネス戦略上重要な決断となります。
最新の化粧品トレンドやOEM業界の動向にも注目しつつ、長期的な視点で自社の成長戦略に合致した選択をすることで、競争力の向上につながるでしょう。
この記事をご覧の方は、こちらの記事も参考にしています。ぜひご覧ください。
化粧品OEMとは?
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