化粧品OEMで自社ブランドの商品を作りたい方必見!本記事では、化粧品OEMにかかる費用の内訳と相場を具体的な数字で解説します。
おもなトピックスは以下の3つです。
化粧品OEMの基本的な費用構造
製品タイプ別の価格相場
コスト削減のポイント
さらに、化粧品OEMを検討する際に押さえておくべき重要なポイントもご紹介します。初めて化粧品OEMに挑戦する方から、すでに取り組んでいる方まで、幅広い読者の方に役立つ情報をお届けします。
化粧品OEMのコストについて詳しく知りたい方は、ぜひ最後までお読みください。
化粧品OEMでかかる費用は何がある?
まずはじめに、化粧品OEMで化粧品を作るにあたって必要な経費を一覧にしてみました。
バルク
サンプル
容器
キャップ
化粧箱
ラベル
デザイン
充填・梱包費用
発送費用
それぞれを細かく見ていきましょう。
バルク
バルクとは化粧品の中身、化粧品の本体のことを指します。化粧水や乳液、シャンプー等のことですね。
こちらの相場については後ほど詳しく表で解説しているので、そちらをご覧ください。
サンプル
化粧品が完成するまでには、OEMメーカーが何度かサンプルを作り、企業や個人にテストしてもらいます。
一般的にサンプル代は無料であることが多いですが、場合によっては費用がかかることもあるので注意しましょう。
容器・キャップ
バルクを入れる容器代です。プラスチック、チューブ容器など、様々な種類の中から選ぶことになります。商品の魅力を大きく左右する部分ですが、ガラス容器等は高価になりがちです。
また、容器に蓋をするためのキャップも忘れてはいけません。使い勝手や見た目、費用を考慮しながら選ぶと良いでしょう。
化粧箱
容器を入れる箱のことを化粧箱といいます。
箱に入れることで一気に高級感が出るため、もし予算に余裕がある、あるいはブランディングを大切にしている製品の場合は化粧箱に入れてみることを検討してみてください。
デザイン
パッケージデザインは非常に重要です。化粧品を見た時に、最初に目がいくのがパッケージデザインで、その商品の第一印象を決めると言っても過言ではありません。
デザイナーにデザインを依頼する場合、コストはかかりますが、売上の数字が変わる可能性も秘めているため、慎重に検討してみる必要があります。
発送費用
完成した商品は必ず運ぶ必要があるため、発送費用、そして商品を入れる段ボール代もかかります。
発送する本数によって大きく変わりますが、忘れず予算に入れておきましょう。
初期費用とリピートでかかる費用
バルク代に加えて、化粧品は最初だけかかる費用と、リピートすることでかかる費用があります。それをざっと紹介してみましょう。
初期費用
サンプル代 ※場所によっては必要
パッケージデザイン代 ※デザイナーに依頼する場合は必要
化粧品容器の版代
化粧箱の版代
化粧箱の木型※必要時のみ
リピートでかかる費用
化粧品の中身(バルク代)
容器代
ラベル代・化粧箱代
梱包代・配送代
バルクの具体的な料金
では次に、一番気になるバルクの相場を一覧でご覧ください。
以上となります。
ただし、これはあくまで参考なので、あなたが気になる会社があった場合、必ず見積もりをもらうようにしましょう。
費用削減のポイント
化粧品OEMにおける費用削減は、ブランドの収益性を高める重要な要素です。以下に、効果的な費用削減のポイントをまとめました。
最小ロット数の最適化
初期投資を抑えるため、最小ロット数を慎重に検討します。需要予測を基に、適切な生産量を設定しましょう。原料の選定と調達
高品質かつコスト効率の良い原料を選びます。大量購入による割引や、代替原料の検討も有効です。包装材料の見直し
過剰包装を避け、環境に配慮した材料を選択することで、コストと環境負荷の両方を削減できます。製造プロセスの効率化
生産ラインの最適化や自動化技術の導入により、製造コストを削減します。長期的なパートナーシップ
OEM製造業者との長期的な関係構築により、優遇価格や柔軟な対応を得られる可能性があります。
これらのポイントを押さえることで、品質を維持しながら効果的な費用削減が可能となります。
OEM製造の流れ
化粧品OEM製造は、以下の主要なステップを経て行われます。
企画・相談
クライアントの要望をヒアリングし、製品コンセプトを決定します。処方設計
原料選定や配合比率を決め、試作品を作成します。容器・パッケージデザイン
製品イメージに合わせた容器やパッケージを選定・デザインします。サンプル製作
少量の試作品を作り、クライアントの承認を得ます。量産
承認後、本格的な製造を開始します。品質管理
製造過程で厳格な品質チェックを実施します。納品
完成した製品をクライアントに納品します。
この流れは、クライアントと製造会社の密接な連携のもとで進められます。特に処方設計と品質管理は、安全で効果的な製品を作るための重要なステップです。OEM製造では、クライアントのブランドイメージや市場ニーズに合わせた柔軟な対応が求められます。
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大ロットでの製造が可能なメーカー一覧
化粧品OEMとODMの違い
OEMは、クライアントの指示に基づいて製造を行う方式です。
一方、ODMは製造会社が企画から製造までを一貫して行い、クライアントはその製品を自社ブランドで販売します。
基本的にODMは、製造会社の専門知識や技術を活用できるために、新規参入や製品ラインナップの拡大に適しています。OEMは、クライアントの独自性を出しやすいという特徴が。どちらを選ぶかの選択は、クライアントの経験や目的によって異なります。
おすすめの化粧品OEMメーカー
さて、ここまで具体的な費用を紹介してきましたが、作りたい化粧品やロット数は決まりましたか?
ここでは具体的におすすめの化粧品OEMメーカーを紹介しますので、参考にしてみてください。
1.株式会社ハピネス
ハピネスは30年以上の実績を持つ化粧品OEMのリーディングカンパニーです。小ロットから対応可能な柔軟な製造体制を整え、顧客のニーズに合わせた製品開発を行います。製造販売業の資格を有し、企画から製造、品質管理まで一貫して対応できる体制を構築しています。さらに、自社ブランド展開の経験を活かしたコンサルティングも提供します。高品質な製品と専門知識を組み合わせ、顧客の化粧品ブランド成功をサポートします。
ハピネスが作るOEM化粧品の強み
豊富な原料ライブラリーを活用した独自処方の開発
最新の製造設備による高品質な製品の安定供給
市場トレンドを反映した製品企画提案
ハピネスの口コミ情報はこちらをご覧ください!
注目の化粧品OEMメーカー、株式会社ハピネスとはどんな会社なの?
株式会社ハピネスが向いている人
まずは小ロットから作ってみたい
どの商品を作ろうか迷っている
商品のラベルデザインや商品名・価格だけ決めたい
できるだけ実績の多い会社に依頼したい
2.株式会社トキワ
トキワは70年以上の歴史を持つ化粧品OEMのグローバルリーダーです。400以上の特許を保有し、処方と容器の同時開発が可能な独自の技術力を誇ります。世界中の大手化粧品ブランドに製品を供給し、日本品質の高い製品を提供しています。
サステナビリティにも注力し、環境に配慮した製品開発や生産を行っています。また、ニューヨークやロサンゼルスなど世界各地の展示会に出展し、グローバルな事業展開を推進しています。
トキワが作るOEM化粧品の強み
世界クラスのイノベーション力による最先端製品の開発
日本品質の厳格な製造基準に基づく信頼性の高い製品
持続可能な原料や包装材料を使用したエコフレンドリーな製品ラインナップ
グローバルネットワークを活かした世界市場のトレンド把握と製品開発
株式会社トキワが向いている人
カラーコスメを作りたい
オンラインで簡単にコスメを作りたい
コンセプト背系、処方、容器等、自社のアイデアを実現したブランド製品を作りたい
処方、容器の組み合わせだけで簡単に自社コスメを作りたい
まとめ
化粧品OEMメーカーによって、ロット数も得意なジャンルも納期もまったく異なります。OEMメーカーを利用する際は、事前によく調べて、資料請求や見積もりをとりつつ進めてみると良いでしょう。
あなたやあなたの会社だけに合うOEMメーカーが必ず見つかるはずです。素晴らしい化粧品を生み出せるように、心から願っております。
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